設備設計ってどんな仕事

私たちが生活する街には様々な建築物があります。
オフィスビルや公共施設、商業施設、マンションなどの居住施設、教育施設、医療・福祉施設、観光施設など用途や規模は多岐にわたります。 建築設備設計とは、それらの建築物の照明やコンセント、エアコン、換気扇、水道・下水道、ガス等、皆さんの生活になくてはならないライフラインの設計・構築をする仕事です。

建物を人の体に例えると…

建物は「意匠・構造・設備」の3つで構成されています。
人の体に例えると設備設計の重要性が見えてきます。

意匠

意匠
人の体に例えると‥‥
容姿や衣服などです。
建物やまち並みをデザインし、使いやすく気持ちの良い空間を考えます。

構造

構造
人の体に例えると‥‥
骨格や筋肉などです。
建物を支える仕組みや、地震や台風でも倒れない安全な建物を考えます。

設備

設備
人の体に例えると‥‥
内臓や血管などです。
電気や水、空調や通信など、生活が便利で快適になる仕組みを考えます。

私たち設備設計は、意匠設計や構造設計と一緒に一つの建物を計画します。どんなに美しい建物(意匠)でも、それを支える柱(構造)がなければ、建物は倒れてしまいます。電気や水、空調や通信機器(設備)が無ければ、便利で快適な生活は出来ません。普段はあまり目にすることはありませんが、建物に当たり前の快適性を与え、人の生活を支えているのが、設備設計の仕事です。・